高畑天満宮名物、うそ鳥の木彫り。
2019年1月13日 福島飯坂町の西根神社へ行きました。
飯坂温泉地域に鎮座する西根神社と境内の高畑天満宮では、新春の祭りとして近年、参拝者が増え続けている「うそかえ祭・どんと祭」が1月11日から14日までの4日間にわたって行われています。
特に高畑天満宮の「うそかえ祭」で「木彫り・うそ鳥」を得る参拝は北海道と東北エリアを含む中では唯一ここが祭事場で、厄除け願いが高く叶うことで注目され、数万人がお参りしています。
小規模の神社に各方面から多くの人々が訪れ、町内、神社は賑わいます。
私達の家族はタイミング良く駐車場が確保でき、神社に着くことができました。
参拝客の長い行列が続き、混雑する様子にストレス厄除けを願う人々の大きなうねりを観て、考えさせられる一日になりました。
高畑天満宮。うそ鳥のお出迎え。
西根神社の参拝者。
「うそかえ祭り」の趣旨は、日々の生活に入り込みながらストレスを生じさせる社会的な圧迫や、ウソの言葉を周囲に発した時の身心負担を、ウソ鳥に託して精神的負担の軽減や運勢向上を図るお祭りです。
お祭りに集まる人々の7割は、祭りの意味を理解すること無く、観光気分的なお客さん達なので笑顔で楽しい時間を過ごしていました。
3割程の参拝者はウソに拘束される精神的負担をウソ鳥に託し、神社境内で自分と同じ境遇の人が大勢いるという安心感を確認している様です。
日本で格差社会を造り出すグローバル経済、国体を維持する政、官、行の仕組みは腐敗しメチャクチャな事態が噴出しています。それでも、5月以降は精神性に立脚する日本社会の復活が始まります。
福島の「うそかえ祭り」を善と成し、日本の立て直しは地方から図る地域リーダーの発掘が急がれています。