量子の働きで自然界を考察する


2019年をつくる量子の世界

私達は物理授業で、物質の構造を学んでいます。
物質を微細化すると分子が表れ、さらに詳しく観ると原子の組み合わせから分子が造られており、原子は陽子と中性子、電子の組み合わせ構造も学んでいます。

量子(クオンタム)は1ミリメートルの1/1000万になるミクロ世界を構成しています。量子力学は超微細な素粒子運動を研究する学問で、その進展は実生活の分野で観られる多様な自然事象を造り出す造形運動に、量子の世界が深く関与している解明が進んで研究成果はAI技術の著しい向上で情報社会を後押しするスマートフォン等の情報端末機器が人々に販売提供されています。

次元上昇で地表に降り注ぐタキオン量の増加は、西洋の価値観になる二元性から東洋の一元性へ理論の主軸が推移しており、時間の性質を持たないタキオンは宇宙にシンプルな普遍性を造り出しています。普遍性で超光速の情報展開を行う時間は、量子力学の研究解析で未来から過去に伝わる様子を明らかにしています。

量子の運動が時間の動きに関与している事実から二重性が生じ、体験時間の波と創造形態を造り出す素粒子は、今という認知の中で同時存在することを人々に示唆します。量子の働きで今が造られるということは、今後の地球文明に大きなインパクトを与え人間の心が3次元の時を確認していますから、量子脳(心のエネルギー)が精神文明の根幹を築いています。

自然環境をマクロ的に視野拡大すると、太陽系宇宙空間には惑星誕生の原資となる水素、酸素、窒素、炭素、物質元素などから構成される分子雲が濃密に分布しています。AI技術が凝縮されたデジタカメラ、高解像カメラレンズ、高速処理パソコンを駆使した天文ファンが分子雲撮影ショットを多数枚、月刊天文雑誌に投稿しています。

この様な写真を見て私達は、地球の生命活動維持に必要なエネルギー種類は時空間で無尽蔵に存在しており、それを地球生物の保守に役立てる取り出し技術発展は、精神文明に移行する2019年がターゲットになると感じています。

 

冬を代表するオリオン座

オリオンの三ツ星を囲み、二つの一等星を配置する星座です。
赤く輝くベテルギュウス右下に青いリゲルが輝き目立つ星座です。

赤色の淡い分子雲がオリオン座に広く分布しており三ツ星の下に輝くオリオン大星雲は活発な星誕生領域です。

 

 

 

自然界の現象で観られるエネルギー流動(情報拡散)に河川の水流があります

山の森林、植生が川の源流を育て、蛇行が連続する渓流の自然環境で水を生み出す水素、酸素の基礎的働きを観ることができます。

植生が繁茂する源流の岩塊にコケ類が育ち、深い森が適度に直射日光を遮断して流れの水温を4°付近に保ちます。この環境で水を造る水素は低い温度に冷やされ受動的な酸素と結び合わさると可動的になります。

渓流中で活性化された可動水の確認は、求心性の水路で水が体積を増し突沸状態で空間に噴き上がり、引力の均衡を破る様なかたちで活性水素を発生させながら、その水の上流に遡る運動(水流回帰運動)を観察者に教えてくれます(水が水を造る働き)。渓流の蛇行繰り返しを通して、川を育む自然環境から水は生命エネルギーを取り込みます。流れの時間が生じる流路では、求心性回転のラセン渦水流と放射性回転のラセン渦水流が生じ、エネルギーのバランスが図られ下流へ流れ下ります。

量子の働きと相似する水の運動を観察できる場所が、私が居住する福島市内を流れる阿武隈川です。東北で北上川水系に次ぐ大きさの一級河川ですが、福島県南の那須連峰が源流になります。奥羽山脈の造山運動で流路は福島県中通りの東側にある、阿武隈山地を南北に縦貫しながら流れています。

福島市内の中流域を経て宮城県岩沼市の福島県境で太平洋に注ぎ、南北に長い流路を持つ河川です。年間降雨量が比較的少ない地域の河川なので穏やかな流れですが、太平洋沿岸を北上する台風の豪雨影響で増水速度が速く、油断できない暴れ川です。

 

黒岩虚空蔵尊の展望台から観る阿武隈川

画像の流路は右にカーブして流れ、水中では球心性回転のラセン渦流を生じており河床、川岸にかかる水の抵抗は低いので、スムースな流れです。

 

花崗岩の河床を流れる水流は渦流が絶え間なく発生しています。

 

黒岩虚空蔵尊

私が水の運動を観察できるモデル地として特定した場所は、花崗岩の巨石上に虚空蔵尊の石仏が鎮座している満願寺の「黒岩虚空蔵尊」というパワースポットです。

 

山頂の花崗岩巨石は+5800の高波動値。

 

このパワースポットに高い波動値エネルギーを供給しているのは、ケイ素を主成分とする高い電位を持つ花崗岩が小高い山の高波動地を造っています。

さらにエネルギー力を強化する働きは、虚空蔵尊が立地する山岸の阿武隈川が、この付近で右に大きく屈曲して流れ、花崗岩の河床では渦流が絶え間なく発生して求心性の高エネルギーを虚空蔵尊の山に供給しています。

水流というエネルギー運動は量子の運動と相似象になっています。
量子は二種類の運動があり、並進運動(速度の運動量)と螺旋回転運動(角速度の運動量)になります。

「ヴィクトル・シャウベルガー」の理論に沿って、この付近の水流運動を詳細に洞察すると、阿武隈川の流れに関わる自然事象の巧みな関わりが解ってきます。

 

黒岩虚空蔵尊から下流の河床状態

河床の岩は水流で削られていますが、求心性の流れなので増水時の土砂流出は発生しません。台風の増水時では激しい濁流になりますが、土砂の押し出しがないので河床はきれいです。

この場所から下流は支流が二河川、注ぎ川幅も広がり水量も増えます。
水流は吾妻連峰が源流の荒川が注ぐ影響で、流れが比較的に速く放射性エネルギーの河川に変わるので川底や川岸に架かる水圧は大きくなっています。

支流の荒川源流は山腹が急峻で深い谷を持ち、山肌の大規模崩壊斜面もある箇所を流れる急流です。谷を一気に流れ下り、求心性を生じさせる蛇行水流が殆どないので、河原は土砂や大きなゴーロ石が累々と積み重なる放射性水流の流路です。水路の大半が森林なので、天然の保水調整が働き河川の氾濫は殆どありません。

 

報告のまとめ

自然の仕組みに表れる微細世界の関与を技術のかたちで工業製品に活かす分野では、日本は先頭を走っています。

ナノレベル技術応用で生み出された新素材(フラーレン炭素繊維など)開発に関わる企業の殆どは中小零細企業です。グローバル巨大企業にみられる嘆き節、これから先、会社が飯を食うための絶対的未来製品が開発されていないと言う現状は、日本の美学であった年功序列終身雇用を捨て去り、愛社精神の社員を育てなかったサリーマン社長の負遺産です。

量子力学研究は高い精神性を要求され、量子脳が有効に機能しますから、地方創成のイノベーションを通して若いリーダーが登場してきます。私達もこの流れに沿って学習を深めましょう。

 

自然生活館では日本のさまざまな地形を波動科学的な観点から調査をしています


 

 


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