新緑の山を楽しむ


ブナ林の新緑に覆われた旧道(標高550㍍付近)はマイナスイオンが濃厚です。気分爽快な所で、新録狩りの人は必ず車を止めて撮影を楽しんでいます。

薄モヤが掛かって透明感のない晴天が続いていましたが、今日は冷涼な北風が吹く透明大気の快晴なので吾妻山へ新録探訪に出かけました。

福島市から会津若松へは国道115号線を走行します。
土湯温泉から安達太良連峰の山裾に沿って伸びる山岳道路は、ループの軌跡を描きながら高度を上げていきます。

標高500㍍付近に115号線の旧道へ入る分岐があります。
道幅は狭いですがしっかりした舗装道路で、車での新緑散策にベストな場所です。

 

 

 

吾妻山はブナ林が随所に観られます。この場所は低標高ですが、積雪が多いためブナが良く茂っています。

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旧道の115号線は、土湯温泉から磐梯吾妻スカイライン入り口の土湯峠までの行程です。新しい115号線が開通しているので、この道は自然を楽しむ散策の人達に利用され、走行台数は少なく、静かな雰囲気で山を楽しむルートになっています。

土湯峠からスカイラインに入りますが、山岳観光道路の現状を報告します。
昨年の集中豪雨で崖崩れが発生し、今年も修復工事中なので高湯温泉側の道路は一部、通行止めになっており、浄土平に着くことができません。

山岳観光道路の醍醐味を味わう場所は、高湯温泉ゲートから上部のつばくろ谷橋、吾妻小富士の東面山裾に展開する福島市内の望遠です。
修復工事の完成が急がれています。
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標高1000㍍付近の西側山腹に広がるダケカンバ、針葉樹の森を俯瞰しています。
 
吾妻山の西側は霧に覆われる日が多く、湿潤な気候が針葉樹とダケカンバの巨木を育んでいます。特定箇所に強風の通り道があり、樹木の白枯れ模様が随所に観られます。
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スキーを楽しんでいた時代、地元山岳会の山行ツアースキーに参加し、樹林に積もるパウダースノー滑走を満喫しました。その時のガイドは今でも友人です。

 


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