【新年の報告】福島県地域を訪ねて


ごあいさつ

皆さま新年おめでとうございます。

令和2年になり次元上昇の終了で自然界の仕組みを維持する波動値は、一元性を体現するシンプルで精妙な高波動値に推移しています。この様な状況を皆様へ迅速に伝える為、頻度高くブログを更新する所存です。

本年も自然生活館をよろしくお願い申し上げます。

 

令和2年 自然生活館

 

 

 

福島県、岩角寺(いわつのさん)へ

最初の報告として、福島県本宮市にある天台宗総本山延暦寺の直末寺になる岩角寺(がんかくじ)で1月3日に開催された梵天祭を見学しました。

本宮市の東方で阿武隈山地の中部に位置する岩角山(いわつのさん)標高337mは、全山が花崗岩で形成された巨石花崗岩の浸食風景地形で、岩角寺の参拝は下部の社務所から始まり巨石と巨木の森に点在する「毘沙門堂」、「那智観音堂」、「奥の院」を巡る登拝路です。


那智観音堂

毘沙門堂と那智観音堂は二本松藩主の「丹羽光重」(にわみつしげ)が1693〜1862年に建立しており、奥の院の健造年代は定かでなく明治16年に雨覆が造られています。

 


雨覆の奥の院

花崗岩の岩肌には西国三十三観世音分霊場の意味を込め、江戸時代に観音、菩薩、天王、天神などが刻みこまれ、西国に遠い東北の信者が多数参拝しました。

 


仏像が刻み込まれた巨大花崗岩

岩角山は高い波動値(+1200)を持つパワースポットで、その特色は清掃で清められた登拝路からの巨木木肌は綺麗で生命力にあふれ、静音で光のパワーを感じる深いヒーリング感が際立っています。

 


生育良好な巨杉林

巨石花崗岩の浸食地形にある森の生態環境は、花崗岩の主要成分になるケイ素の働きが植物の生育に活かされ巨木の森が造られています。
風化しやすい花崗岩の表面からガラス質のケイ素結晶が多い砂礫が生じ、積み重なる岩塊の隙間に充填されて巨木の根を支える大地が構成されています。

生物の進化で動物種の骨格はカルシウムで作られますが、植物は炭素の化合物であるリグニン、セルロースにより骨格を形成します。植物の体を作る初元は葉の葉緑素で、岩角山パワースポット地域の葉緑素は量子運動が造り出す光合成の活性化を促す「量子のうなり・共振」が効率良く作用しています。

地質から観る重要ポイントは、ケイ素が多い山の土を農業資材と考えると化学反応からケイ酸が多く生じ、光合成能力の向上、根の抗酸化力向上、病害虫に対する耐性の向上、耐倒伏性の向上などケイ酸の役割と効果が生育に役立ちます。

葉の表面や幹をスライスし顕微鏡で200倍位に拡大すると、植物の体に養分を送り込む維菅束(いかんそく)が見えます。地中のケイ酸が豊富な植物の維菅束間には集積されたケイ酸がガラス質壁を作って蓄積され、植物の体全体は堅固な構造となっています。
この様な生育条件が満たされる岩角山の植生環境で巨木の森が造られています。

 


樹齢800年以上の巨杉

 

福島県二本松市、杉沢の大杉

阿武隈山地の中部に位置する杉沢地域に国の天然記念物「杉沢の大杉」(波動値+1200)
があります。この杉の樹齢は1000年で、日本の巨杉中、上位に入る立派な樹勢と大きさを誇ります。

 


杉沢の大杉(福島県二本松市)

二本松市の手厚い管理で杉は若木の様に生育旺盛で、外観に損傷は見当たりません。
杉が育つ大地は高い波動値のイヤシロ地で、杉の周り囲む広い環境空間の北から西にかけての一周地形は、防風林の様な小高い森があり、台地状の雑木林と畑が形成されて強風をブロックする様な植生環境です。

北西方向になる杉公園の入り口から南側のラベンダー畑は風を通す吹き抜け通路で、乾燥を好むラベンダーは良好な生育状態です。

 


大杉の景観

 

巨木の会話網

杉沢の大杉は里山で1000年の生命時間を楽しんでいる様に見えます。
一本杉の巨樹は孤高の存在の様に思われますが、最長老であるが故に自らの体験記憶を仲間に分かち合い輪を広げる為、会話力を最大限に活用しています。

樹高の3〜5倍上空に情報交換で使うアンテナを空間に張り、学んできた叡智の公開や必要情報の入手など樹木同士の会話は活発に行われています。
距離的に近い岩角山の大杉さん達との会話は最も密に行われており、杉を大切にした二本松藩主の丹羽光重公には敬愛の念を抱いていました。
長寿に有効なケイ酸パワー活用法を岩角山から教えを受けています。

2020年はマネー資本から自然資本に社会が変化していきますから、人間の尊厳を自然の中から学ぶ姿勢が大事になります。

衣、食、住たりて礼を自然に尽くす事が可能になる様、観察力を深めたいと思っています。

 

 

 

 


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